今年で東日本大震災が起きてから10年になります。
その後も大きな余震や別の地域で言えば熊本地震が起き、
今後も南海トラフ沖地震や首都直下型地震が起きることが予想され、
日本は地震大国がゆえ、
どこにいてもそのような大地震に巻き込まれる可能性があります。
しかし、そのような地震大国だからこそ、
先人たちの「経験」を活かすことができます。
あの時、どのような対策をして、どのような備えがあればより被害が減らせたのかー。
我々日本人は、常に自然の脅威に対し、そのように経験から学び、自然と向き合ってきました。
かくいう私も10年前、岩手県陸前高田市で被災しました。
その時に感じたのは、やはり日頃から
いつ大地震が起きてもいいように備えておくことが重要だと痛感いたしました。
私の東日本大震災での経験は下の記事にまとめています。
本日は簡単にできる地震への備えについて書いていきたいと思います。
家具の固定
まずは家具を固定しましょう。
阪神淡路大震災では、多くの方々が家具の下敷きとなってしまいました。
数十キロはあろうかという冷蔵庫や棚が自分目掛けて倒れてきたら大変ですよね。
そのような危険を防ぐためにも、必ず家具は固定しておきましょう。
おすすめはこちら。
よく天井にくっつける突っ張り棒のようなもので支える形式のものもありますが、
大きな揺れでは外れてしまうことも。
この商品は阪神淡路大震災の再現波で実験をし、
震度7の地震動に対し移動、転倒防止効果を確認済みなので安心!
この「不動王」は、揺れを吸収するダンパー機能付きの“制震”タイプの器具のため、
建物から家具へ伝わる地震の振動を吸収し、壁や家具にかかる負荷が軽減されます。
ビスや釘を使用せず「貼るだけ」でいいので壁や家具などを傷付けません。
なので賃貸物件にお住まいの方にもオススメです。
食料・飲料水の備蓄
そして一番重要なのが食料や飲料水。
私の経験上では、東日本大震災が発生した当日は何も食べられず、
次の日の朝、救援物資が配られ食事をした記憶があります。
救援物資が来たとはいえ、初めのうちは一人おにぎり一個でした。
大勢が避難をし、一気には救援物資を運べないので仕方ないのです。
食べ物を食べられるだけ幸福です。
幸い私は大きな避難所にいたので救援物資がありましたが、
状況によっては避難所にいけないことも想定できます。
どんな状況でも食料や飲料がなければ生きていくことができませんので、
万が一に備えて準備しておきましょう。
首相官邸のHPによれば、一週間分の備蓄が望ましいそうです。
避難所生活を快適に過ごすために
実際に大地震が起きると、自宅が崩壊したり、自宅が大丈夫な場合でも
避難所は安全を考慮した場所である場合が多いので、
基本的には避難所に行き、避難所で生活することをオススメします。
※避難所とはいえ、過信せず、
自身で本当に安全な場所であるか確認しておいた方が身のためです。
その際、持参するものをまとめたチェックリストがあると
持ち忘れることなく避難することができます。
首相官邸のHPに非常持ち出し品のチェックシートがあったのでリンクを貼っておきます。
参考にしてみてください。
http://www.kantei.go.jp/jp/content/000064513.pdf
また、アマゾンのこの商品を購入すると、一気に非常時に持ち出したい品が
一気に揃えられますよ。
まとめ
南海トラフ地震や首都直下型地震、台風、大雪など、
日本は自然が豊かなゆえ、自然災害が多いです。
災害は突然やってきます。
大災害は起きてしまってからでは遅いのです。
万が一に備え、今できる備えを少しずつしていきましょう。
災害の備えはこちらにも記事にしています。
よければ参考にして見てください。