皆さんはテレビ番組の録画ってどうされていますか?
昨今はYouTubeやネットフリックスの普及でテレビを見る時間が減ったという方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、やはりテレビはテレビで面白い番組がありますよね。
しかし、YouTubeやネットフリックスなどのネット動画とは違いせっかく面白い番組があっても、テレビは
放送が1回きりで、定刻にしか放映されないのがネックです。
そのため、多くの人が気になった番組を録画しますが、録画方法も現在は多岐に渡ります。
その中でもお手軽なのはテレビに内蔵されているHDD(ハードディスク)に録画すること。
皆さんの中でもそういった方は多いかと思います。
しかし、落とし穴があります。
それは…
録画したテレビでしか見ることができない
ことです。
つまり、テレビを買い替えると録画したものが見れなくなってしまう可能性があります!
なぜ、テレビを買い替えると見れなくなってしまうのかは、後で解説していきます。
【結論】テレビを買い替えても録画した番組を見れるようにする対策
では、どうすれば良いのか。
まずは結論から言います。
以下が私の出した対策です。
どれを購入すればいいのか、結果だけ知りたい方は
おすすめの商品を下記に掲載しておきましたので参考にしてみてください。
1.SeeQVault対応外付けHDD(ハードディスク)
2.NAS(ネットワーク対応ハードディスク)
3.ブルーレイレコーダー
4.TVer

では、なぜその結論になったか、理由が知りたい方は続きを読んでいきましょう。
HDDについて解説(ハードディスク)について解説
HDD(ハードディスク)とは?
まず初めにHDD(ハードディスク)とは何かを解説していきたいと思います。
HDD(ハードディスク)には、テレビに内蔵されている内蔵型のものと後付けできる外付け型のものの2種類があります。
テレビに内蔵されている内蔵型のものは、そのテレビの取扱説明書を読めば録画方法が分かりますが、外付けHDD(ハードディスク)の場合は注意が必要です。
外付けHDD(ハードディスク)にもテレビ用とパソコン用とあり、基本的にどちらでも録画は可能ですが、テレビに対応していると書かれているものの方がメーカーできちんと動作確認をしているので、詳しくない方はテレビ用と書かれたモデルを買った方が安心です。
もしHDD(ハードディスク)内蔵型のテレビではなく、
テレビ番組を録画したい場合は、外付けのHDDかブルーレイレコーダーを買う必要があります。
外付けHDDは安く長時間録画ができる!
HDD(ハードディスク)録画のメリットは大きく3つあります。
〈HDD(ハードディスク)録画のメリット〉
・安い
・設定が簡単
1つ目は、長時間録画ができる点。
ハイビジョン放送なら500GBで約60時間、4TBで約500時間の録画ができます。
2つ目のメリットは、
ブルーレイレコーダーなどの録画専用機器を買うよりも安いこと。
「とにかく安くて質の良い外付けHDD(ハードディスク)が欲しい!」
という方にはのこちらの商品がおすすめ。
エレコムという、安心の日本メーカー製ですし、後述する「seeqvault」対応なので、テレビ買い替えの時も安心です。
そして3つ目は、設定が簡単な点です。
ケーブルをテレビと繋ぎ、テレビ側で外付けHDD(ハードディスク)を登録すれば完了です。
機械が苦手な方でも簡単に設定できてしまいます。
また、テレビ自体の録画機能で録画するので、
テレビのリモコンで操作できるのも嬉しいメリットです。
外付けHDDで録画データ移行はテレビを変えたらどうなるの?
しかし、HDD(ハードディスク)にもデメリットが存在します。
〈HDD(ハードディスク)録画のデメリット〉
・DVD、ブルーレイへのダビングは不可能
・レンタルショップでDVD、ブルーレイを借りてきても視聴できない
・同時録画ができない
外付けHDDだと違うテレビで見ることができない?
外付けHDD(ハードディスク)で録画をする場合、一番気をつけなければいけないのがこちらです。
外付けHDD(ハードディスク)で録画をする場合、
なぜなら、著作権保護のため、外付けHDD(ハードディスク)を接続した際はテレビとの紐付けがされ、
録画したデータは外付けHDD(ハードディスク)に暗号化して記録されます。
そして、暗号化されたデータにアクセスするには鍵(キー)が必要。
その鍵(キー)にはテレビ1台1台に振り分けられている製造番号が使われるためです。
つまり、
それは鍵(キー)が替わることを意味するので、
暗号化されたデータにアクセスできなくなってしまうのです。
例え同じメーカー、同じ型番の商品であっても、一台一台製造番号は異なるため、視聴することは不可能
になります。
では、外付けHDD(ハードディスク)で録画した場合は、
録画したテレビが壊れた場合や買い替えた時に、完全に録画した番組は
見ることができなくなってしまうのでしょうか。
答えは
「いいえ」
見る方法はあります。
それは
2、DTCP-IP対応 録画用ネットワークHDD(通称NAS)を使用すること
3、外付けHDD(ハードディスク)での録画は諦め、ブルーレイレコーダーを買うこと
です。
【対策1】SeeQVault対応 外付けHDD(ハードディスク)を買う
まず1つ目の方法がこちらです。
前述したように、通常の外付けHDD(ハードディスク)では録画したテレビでしか再生できませんが、
SeeQVault対応外付けハードディスクなら、
同じメーカーであれば異なるテレビに接続して視聴することが可能です。
ちなみに、先ほど紹介した外付けHDD(ハードディスク)はSeeQVault対応なのでおすすめです。
しかし、万能かと言われるとそうではありません。
SeeQVaultの欠点
SeeQVaultの欠点には以下の項目が挙げられます。
・録画側、再生側の機器共にSeeQVault対応でなければならない
・同じメーカーのテレビでないと互換性は保証されない
録画側、再生側の機器共にSeeQVault対応でなければならない点。
SeeQVault対応製品は2013年から発売開始された比較的新しいものなので、
古いモデルの場合対応しているか注意が必要です。
SeeQVault対応製品でもメーカーが違うと動作保証がされません。
SeeQVault対応のもので、尚且つ同じメーカーのものを買わなければならないということです。
【対策2】DTCP-IP対応 録画用ネットワークHDD(ハードディスク)を使用する
注意点としては、こちらを利用する際はネット環境があることが大前提となります。
具体的な接続方法は、DTCP-IP対応 録画用ネットワークHDD(ハードディスク)を購入し、
無線LANルーターとコンセントに繋ぐだけ。
そして、テレビ内蔵HDDやテレビ録画対応の外付けHDD(ハードディスク)に録画された番組をDTCP-IP対応 録画用ネットワークHDD(ハードディスク)にダビング。
すると、あれだけ面倒だった
テレビ買い替え時の録画データ再生できない問題を
いとも簡単に解決できます。
ネットワークの知識がある方にはこの方法がベストだと思います。
DTCP-IP対応 録画用ネットワークHDD(ハードディスク)のおすすめはこちら。
ただし、いくら簡単とはいえ、ネットワーク接続が必要になるので、
ネットワークにあまり詳しくない方は設定で苦労するかも。
そのような方はブルーレイレコーダーなどを用いて
録画をすることをおすすめします。
【対策3】ブルーレイレコーダーを購入する
ブルーレイレコーダーのメリット
ブルーレイレコーダーのメリットには以下が挙げられます。
テレビを替えたら見ることができなくなるという心配がない
・ブルーレイやDVDなどのディスクにダビングして保存することができる
・レンタルショップで借りてきたブルーレイやDVDを視聴することができる
・予約録画や同時録画ができる
主に外付けHDD(ハードディスク)にできないことができることに気づきます。
それに加え、同時間帯の違うチャンネルが同時に録画できたり、
予め予約しておいて録画する予約録画ができたりという機能もあります。
「で、結局どうするのがいいの?」
という方に結論です。
このブルーレイレコーダーを買いましょう。
ブルーレイレコーダーのデメリット
そんなブルーレイレコーダーにもきちんとデメリットがあります。
・テレビとレコーダーで別々に操作を覚えなければならない
まとめ
これまでのことをまとめると、
テレビを録画するのに外付けHDD(ハードディスク)にするか、ブルーレイレコーダーにするかは
予算や将来のこと、目的別に選ぶと良いでしょう。
外付けHDD(ハードディスク)の購入をおすすめする方
・しばらくテレビの買い替えの予定もなく、録画したデータも残さないという方・ブルーレイやDVDなどをレンタルをしない
・録画したデータもブルーレイやDVDにダビングしないという方
おすすめはこちら。
なるべく安くて高性能なモデルを選びました。
ブルーレイレコーダーの購入をおすすめする方
・予算がある方
・テレビとの互換性などで悩みたくない方
・昔の「ビデオデッキ」に慣れ親しんでいた方
・よくブルーレイやDVDをレンタルする方
・ブルーレイやDVDにダビングして保存したいという方はブルーレイレコーダーをおすすめ
とにかく、予算がある程度あり、
設定などの面倒ごとが嫌な方はブルーレイレコーダーの方を購入することをおすすめします。
理由は、外付けHDD(ハードディスク)に比べて互換性が高く、高性能だからです。。
予算があれば、ブルーレイレコーダーを選ばない手はないです。
コストパフォーマンスに優れ、バランスが良いおすすめモデルはこちら。
また、ブルーレイレコーダーでもDVDで再生・録画両方できますので、わざわざ高いお金でDVDレコーダーを購入する必要性がなくなった、ということになります。
【対策4】ネット上でテレビ番組を見るという選択肢も
TVerなどのネット動画配信でテレビ番組を見るのをおすすめする人
・最新のテレビ番組を見たい人
・特定の番組のみを見たい人
TVerは完全無料で視聴できるので、上記で紹介したものよりも圧倒的にお金がかかりません。
しかし、見ることができるのは限られた一部の番組しかありませんし、視聴期限がありますのでずっと見ることができるわけではありません。
そのため、好きな番組を長期間保管しておきたい場合はおすすめできず、
好きな番組を長期間保管しておくためには
やはりハードディスクやブルーレイに録画した方が良いという結論となります。
しかし、新番組やリアルタイム配信が充実しておりますので、常に新番組を見たい方やスポーツなどリアルタイム配信を見たい方、もしくはTVer上にコンテンツがある場合はおすすめです。
おまけ 【オススメのテレビ】
ぜひ参考にしてみてください。